ベトナム人が妊娠を報告するタイミング

結婚すると間もなく妊娠するのが一般的なベトナムでは色々と憶測が経ちやすかったりするものです。今回はベトナム人が妊娠を報告するタイミングについて思ったことを書きます。

結婚から妊娠まで

以前他の記事でも書きましたがベトナムでは「結婚=子どもを持つ」という認識がありますので、結婚して間もなく妊娠するという人が多数派です。結婚したけど仕事の関係や、しばらく夫婦だけの時間を楽しみたいからという理由で数年間は子どもを持つことを見送るという夫婦は多くありません。これには以下のような社会的事情も関係していると思われます。

・親族など周りの問題

結婚したら子どもを早く持つことが普通なので、年配者を中心に子どもはまだかの質問攻めが続きます。これが状況によっては結構なストレスになると思われますし、望んでも授かれない人からすると猶更です。因みに私の場合はベトナムで式を挙げてから半年後ぐらいに日本で式を挙げる予定があったので、妻の体の負担の関係からそれまで子どもを作る予定がないと公言していました。そういうこともあって周りの親族から聞かれることはありませんでした。でもって幸運にも日本で式を挙げた翌月に妻が妊娠しましたので有言実行と言いますか、親族からの妊娠関係のストレスは一切ありませんでした。

・夫婦だけの時間という概念があまりない

結婚してから暫くは夫婦だけの時間を味わいたいと思うカップルは少ないです。「それだったら別に結婚しないでカップルとして二人の時間を満喫すればいいんじゃない?」という思考になります。そもそも結婚したら子ども云々以前に双方の親族と密に関わることになるので、夫婦二人だけの時間なんて意識することもないのかと思われます。

・世間体

田舎や古い土地柄ではこういった理由もあると思います。「あそこの娘さんは結構前に結婚したのにまだ子どもがいないらしい」や「何か体に問題があるんじゃないか」といった話になりやすいこともあります。大きなお世話と言いたいところですが、田舎ではよくある話です。

いつ周りに妊娠を報告する?

日本人の場合は妊娠しても安定期に入るまで報告しないという人は結構いると思います。それなりに近しい人でもそれまでは公表を控えるという人も珍しくはないでしょう。しかしベトナムは一般的に妊娠が発覚した直後(妊娠1~2か月)から報告する人が多く、そのことをSNSに上げて公言する人も珍しくありません。まあ早く報告されて悪い話ではありませんし、こちらも妊婦として配慮するという観点からは全然かまわないのですが、そもそも何で日本人は安定期に入ってからなのか?を考えてみます。

先に喜びの共有が勝つベトナム人

望まぬ妊娠でなければ喜ばしいことなので、妊娠が分かったら親に限らず友人や職場などにもすぐに伝える人が多いです。伝えられたほうも当然「おめでとう」となりますし、出産する病院の選定をしたり子どもの名前を考えたりと楽しい時間かと思います。嬉しいことはとにかく早く皆と分かち合う、これがベトナム気質です。

安定期まで様子を見る日本人

妊娠してもとりあえず安定期まで報告を控える日本人。安定する前に報告してもし流れてしまったら色々気を遣わせてしまう、そんな心理が働いているのかと思います。何となく日本人っぽさが出てる気がするのは私だけでしょうか。やっぱり私が女性だったとしてもそうしているような気がします。何か喜ばしい結果が出そうなときも、それが確実になるまではあまり周りに言わない性格です。

この「気を遣う」という部分は私もよくありまして、例えば妊娠の報告は受けたけどその後無事に生まれたかどうかの連絡がない場合。こちらから聞いて何か思わしくない結果だった場合はどうしようと考えたり、だったら連絡があるまで敢えてこちらから連絡しないほうが無難かなとか色々考えてしまいます。まあこれまでの経験では全て杞憂で終わってるんですが、妊娠の報告をするなら無事生まれた報告もセットでしてくれと思っちゃいます。

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