ベトナム人と国際結婚して学んだこと

国際結婚してもうすぐ結婚丸6年、二人の子どもがいます。国際結婚って大変?それとも別に大したことない?聞かれること恒例ですが、ベトナム人と夫婦になって学んだことは色々ありましたのでそのいくつかを箇条書きしてみました。どこの国の人と結婚するか、男性か女性か、どこに住んでいるかなどで感覚は変わるかと思いますが、あくまで私が個人的に感じていることとして捉えてもらえればと思います。

国際結婚後に感じたこと、学んだこと

・文化の違いは夫婦二者間に限ればどうとでもなる

文化が違うから衝突することもありますが、それを避けるために過度に受け入れた結果ストレスが溜まるのも考えもの。受けつけられない文化は互いの譲歩で消してしまうことも一つです。第三者が関わってくるような事例では難しくなりますが、夫婦だけでの話ならそれは十分可能であることが分かりました。相手が自分の文化を受け入れないことを受け入れる、これも大事なことかと思います。

・互いに依存ではなく頼り頼られのバランスが取れているとうまくいく

私は男性(夫)としての役割、女性(妻)としての役割はあると思っています。国際結婚であってもそこは変わらず、互いにその役割を自覚して頼るところは頼り、頼られるところは頼られるようにしています。場合によっては私は日本人として頼られ、妻をベトナム人として頼ることもあります。結局は夫婦で力を合わせるということに繋がっていると分かりました。

・時に日本人夫としての悩みはベトナム人妻からすると大したことではない

仕事、人間関係、お金と色々考えて悩んでいることでも妻からすれば大したことではないと感じることは結構あります。ベトナム人は精神的な気の逃がし方をよく知っていると感じます。

・家族、身内、親族の感覚を改めさせられる

義父の兄弟家族までは全部含めて一つの家族、ちょっとでも血のつながりがあれば身内、すべて親族。

・子孫の役割、一族繁栄の意義を考えさせられる

子孫は先祖がその時代に生きていた証拠。誰でも生まれながらに大昔からの歴史を引き継いで生きているから、それだけで生きている価値がある。そして死後も自分のことを思い出してもらい、身内との交流に華を咲かせるきっかけが法事。それらを協力し合って守っていくのが一族。(by「義理の大叔父の娘」)

・性生活は日本人同士で結婚した場合と恐らく遜色ない

日本人同士の夫婦、ベトナム人同士の夫婦に見られる性生活の話題や悩みは基本同じ。ということは日越夫婦でも似たようなものと推察できる。

結婚生活6年、熟年夫婦からすればまだまだ浅い年歴ですが、これからも学んでいくことは色々あるだろうと思っています。

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