To be, or not to be, that is the injection

今月の頭に大使館からワクチン接種案内のメールが入り、現在調整中とのこと。読むとベトナム人配偶者も対象になるということで、今のところ大使館の案内に沿って接種を考えていますが。。。

選択肢は2通り

日本大使館からの案内の他に管轄の区が実施するローカルのワクチン案内に応じることもできます。これが一体いつ案内が来るのかと思っていると、大使館からの案内と同じぐらいのタイミングで連絡が来ました。私が住むマンションの住民も少しずつ1回目の接種を終えてきているところです。ローカル病院は結構混雑しており、密の観点からもよろしくないということで、病院の他、各居住区の公民館(nhà văn hóa)で実施されています。住民にとっては徒歩圏内で摂取できるのであればそのほうが便利でしょう。私はとりあえず大使館からの確定案内が入るまでは保留中。

私にとってのメリット、デメリット

(自宅マンションから見える接種会場。今となってはベトナム各地で見慣れた光景)

案内の時期が重なってるので大使館かローカルかの選択を考えることになります。なんで悩むのか?まとめると大体以下のような感じです。

安全面

打つワクチン自体にどちらが安全かはよく分からないですね。後は医療施設と実際に注射する人のレベル差でしょうか。それを取り上げれば国際病院を案内する大使館に軍配が上がります。ただローカルで打ってるベトナム人は大勢いますので別にビビるほどのものでもない、あくまで万が一の可能性の話です。いや、万に十ぐらいか?

利便性

これはローカルに軍配が上がります。私はハノイの郊外に住んでいますので、国際病院の場合はハノイの中心部まで行かなければなりません。また接種時も外出制限が続いているようであれば移動許可証の提示なども必要になりますし、交通機関の状況によっては自分でバイクを走らせることになるでしょう。

また乳飲み子がいる我が家では子どもを家に置いていくわけにもいかない、かと言って連れていくわけにもいかないので妻とは別々の日に接種する必要があります。こんな感じで仕事をやりながら子守りをするとなると、近場のローカルでサクッと打ってくるほうが利便性は高いと思います。

接種率が上がれば上がるほど

単なる私の予想ですが、今後接種が進めば進むほど接種者のみに制限が解除されるようなことが増えるんじゃないかと思っています。例えばどこに行くにも、何をするにも接種証明を見せればOK、なければダメみたいな感じです。ちょっとずつ規制が緩和されてもワクチンを打ってなければ何もできないみたいなことがベトナムでは十分起こりえます。「打つ、打たないは個人の自由だ!」なんて甘い主張はこの国では通用しませんし。

あとベトナム人の地域付き合いの濃さから、ワクチン接種者が多くなるほど「あの人はまだ打ってない目線」が強くなるのかなぁとも思っていまして、単純に近所付き合いにも何かしらの影響が出てくるのではと考えています。こういったことから打たないで暫く様子を見るというのは、ベトナムで生活する上で現実的ではないのかと。

とりあえず来月ぐらいまでには具体的に接種の目途が立っていると思いますがどうなることやら。接種してバイオハザードのジュアヴォみたいになったらどうしよう(笑)どこかにジェイク・ミューラーみたいな救世主がいたら早いんですがね(分かる人だけ分かってください)。

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