ハノイの停電とオオカミ少年

今年は今までに深刻な電力不足に陥っているベトナムでしたが今は落ち着いたでしょうか。突発的あるいは計画的な停電に公私共々頭を悩ませた人は多かったと思います。今回は私の生活範囲に関わるハノイの停電についての話を少し。

今のところ

ハノイ市では中心部、郊外を問わず停電被害が起きていますが、幸い現在のところ私の住む自宅ではまだ停電が起きていません。すぐ近くの幼稚園に通う娘の地域は停電になっているのに私の住むエリアは今のところ無傷です。理由はよく分かりませんがとりあえず運がいいだけだろうか?

ベトナムに来て初めに住んでいたところはそもそものインフラが整備されていないところだったんで、夏場の停電はそれこそ毎週のように起きてました。夜の停電時には涼をとるために近くに住むベトナム人の同僚と路上カフェで時間を潰したのはいい思い出です。そーいや水と電気の両方が止まったこともあったっけ?日本だとよほどの災害に遭わない限りそんなことにはなりませんが、まあこれはこれで若い時のいい経験だと今では思います。

停電の通知

まだ自宅での停電は起きていないと書きましたが停電の事前通知は何回かきています。「〇月〇日の何時から何時まで停電しますよ~」みたいなやつです。でも毎回停電にならないんですよね。マンションの管理局が当通知を出していますが、これも電力会社からの案内を転送しているだけですので管理局に落ち度はありません。ただその停電に備えて行動をとっている住民はこのフェイントに少しヤキモキしています。初めての通知の時は皆さん万全の準備を、2回目は半信半疑、3回目以降は聞き流す、こんな感じになっています。

いつか本当に停電になって住民がすごく困った、なんてイソップ寓話のオオカミ少年みたいなことにならなければいいんですが。。。

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