ベトナム人妻と共有できる大阪人気質

結婚では価値観の共有は大切なことですが、国際結婚となると金銭感覚の違いは死活問題となります。幸い私達夫婦はその辺りの価値観が一致していますので金銭的な問題でこれまでケンカになったことがありません。今回は金銭面について妻と共有できている点について書いていきます。

お金の使い方

日本人と結婚した途端に日本人が持っているお金の量に合わせて金遣いが荒くなるベトナム人の奥さんがいます。この手の奥さんは

①お金の管理は基本奥さんが全てやっている

➁煌びやかな生活を見せたい願望がある(SNSに投稿したい)

➂日本人夫が家計に無頓着(よく知らない)

④日本人夫が尻に敷かれている

という状況にある人が多いです。私の周りを見ていると年の差夫婦(日本人夫、ベトナム人妻)に多いですかね。同世代夫婦の場合はそれなりに財布の紐が固い生活をしている人が多いように思いますが、単純に若いから自由に使える金が少ないという事情もあると思います。交際の段階でこの手のパターンはよく見ますが、結婚後もこんな感じの夫婦が時折見られます。まあ当人がそれで問題ないならそれはそれで一つの形ではあると思います。

私の金銭感覚と妻の金銭感覚

私も妻も普段の生活ではあまりお金を使わないほうで、たまに息抜きで奮発するような生活スタイルです。なので日常では煌びやかな要素は皆無なわけですが、とりあえず今のところはそれについて不満がありません。というか私も妻も「ローカルでいかに価値のあるものを安く手に入れることができるか」というステレオタイプな大阪人気質を共有しておりまして、例えば以下のようなやり取りは日常茶飯事です。

【手ごろなサイズの食器が割れてしまい、私が買いに行くことに】

妻「このお皿いいわね。いくらだったの?」

私「いくらだったと思う?」

妻「ん~10万VND(≒500円)ぐらい?」

私「ふっふっふ。3万VND(≒150円)!」

妻「ええ!凄い、ナイス(*^▽^*)」

相手が考える値段よりも以下に安く手に入れるかに喜びを感じる大阪人気質。このやり取りは私と妻が逆の立場でもよくあります。逆にこちらが考えている価値よりも明らかに高いものであった場合はお互いに微妙な空気になります。

私も妻も基本は「外面を気にする必要がなくて安全、健康面に影響がないもの」であれば安いので十分というスタンスですので、こんな感じで日々家計のやりくりをやっています。この価値観は付き合っていた頃には知らなかったことなので、嬉しい誤算?でした。

>