コロナのインタビューで感じる違和感

海外在住の日本人はその国のコロナ感染状況に応じて色々生活を振り回されます。ここ最近は東南アジア全体のコロナ感染状況が悪化していますので、該当国に住んでいる日本人で帰国を考える人も多くなっています。そんな中海外在住者のインタビュー記事を目にする機会がよくあるのですが、今回はその点について思うことを書きます。

インタビューされるのは??

海外でコロナの影響を受けて生活が大変な目に遭っているという日本人がよくインタビューされてますが、登場するのはいつも駐在員。コロナ事情で現地採用者が登場することはほとんどありません。因みに駐在員は日本で雇用されて海外へ出向している人、現地採用者は海外の会社に直接採用されている人を指します。

何かしらの意図があるのか分かりませんが、現地で生活に困ってる人を登場させるなら間違いなく現地採用者のほうが的確だと思うんですけどね。それとも会社命令で海外に出てきている駐在員のほうが被害を被ってるように見えやすいんでしょうか?

「現地採用者は自ら望んで海外に出てきてるんだから文句言うな」「これが駐在員の特権だ」

なんて声も聞こえそうなものですが、同じ日本人なんでもう少し取り上げてもらってもいいような気もします。実際今回の件で失業した現地採用者も結構いるわけですし。

こればっかりはマスメディアのチョイスなんで何か理由があるのかよく分かりませんが、単に絶対数が現地採用者のほうが少ないからか、どなたか分かる方がいたら教えてほしいものです。

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