日本に行って肌がきれいになったと喜ぶベトナム人女性

日本で働くベトナム人、留学するベトナム人、日本人と結婚して日本で生活しているベトナム人、日本には様々な事情で日本にいるベトナム人がたくさんいます。その中で特定の層に限らずよく聞かれる言葉。

「日本に行って肌がきれいになった」

こう主張するベトナム人女性は結構います。今回はその点について記事にします。

どうして肌がきれいになったのか

ベトナムで生活しているときに比べて肌がきれいになったということですが、一体なぜでしょうか。私の中で考えられる点を挙げていきます。因みにこのように主張しているベトナム人女性は私の知り合いなので、年齢は20代~30代という前提で読んでもらえればと思います。

空気の質の問題

ベトナムでどの地域に住んでいたのかにも依りますが、空気の質は日本のほうが良いのでその違いが考えられます。私が住むハノイでは大気汚染に加えて砂埃なども多いので、正直日々健康を蝕まれながら生きているような感覚になることが時々あります。私は男なので肌に対する影響をそこまで意識はしていませんが、逆に日本人女性でベトナムに来てから肌の質が悪くなったという方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

紫外線のレベル

単純にベトナムは日本より緯度が低いので、紫外線も強くなります。ベトナムで生活していると、季節を問わず直射日光を浴びるのは身体によくないという認識ですが、日本にいると夏以外の時期に日光を浴びながらの散歩というのは気持ちがいいものです。それだけ日本は紫外線によるダメージがベトナムよりも低いということが窺えます。ベトナム人の女性にとっては「紫外線=悪」なので、日焼け防止の対策は万全です。逆に言えばこの紫外線レベルの国でよく色白を保っているな、というベトナム人女性はたくさんいます。

水の質

水道水の質もそうですが、そもそも軟水の日本は肌に良いんだと思います。ハノイの場合は特に硬度がきついので日本人の肌や髪に結構なストレスがかかるのだそうな。この辺りの順応力のない日本人はベトナムの水が合わないとよく愚痴っています。日本にいたときはそれほど意識しませんでしたが、確かに軟水で入る風呂は肌への辺りが柔らかい気がします。また実際に比較をしたことはありませんが、軟水のほうが石鹸の泡立ちも全然違うそうです。

生活レベルの改善

ベトナムにいたときにどの程度の生活水準で暮らしていたのかはそれぞれですが、日本に行くことで金銭的にも物質的にも余裕が生まれたというベトナム人もいるかもしれません。特に後者の物質的余裕というのは大きく、例えば化粧品やサプリなど女性としての美を保つための物はベトナムより手に入りやすい環境でしょう。私の知り合いのベトナム人女性でも日本へ行ってから何となく垢ぬけた子はたくさんいます。

老けるスピードが少しずつ遅くなってきている?

ベトナム人女性は日本人女性より老けるのが早いと言われていますが、生活環境や自然環境などの問題が大きいようです。最近はベトナム人の芸能人やセレブを筆頭にある程度経済的に裕福な女性は一定の年齢を超えても若く見える人が増えています。一昔前のベトナム人セレブと言うと、若作りをしている老けたオバサンというイメージでしたが、ここ最近では本当の意味で若々しいオバサンを見る機会が増えました。また特別裕福でなくとも庶民レベルでジム通いをしている女性が増えているなど、健康と美容に関する意識の高まりを感じさせます。

個人的には日本人女性の若い期間は世界のそれと比べてもトップクラスだと思っています。初めてベトナムに来たときは「まだ30代なのになんでこんな老けてるのかな?」と思うベトナム人女性も結構いたものです。これが時間が経つにつれて改善されてきている感じる昨今。考えてみれば日本のオカンも昭和の時代は今と比べてかなり老けて見えますから、ベトナム人女性の今後に期待します。

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