日本にいるベトナム人ホステス

日本で働くベトナム人のホステス(いわゆるベトナムのカラオケ嬢)が結構増えているそうです。それ自体は特に驚くことではありませんが、初めからそれ目的で入国というよりは失踪した実習生や出稼ぎ留学生の行き先みたいなパターンが多いようです。Facebook上でも日本で働くベトナム人ホステスの募集広告を時々みかけますので今回はその辺りの実情について少し書きます。

誰が経営して、客層はどうなのか?

経営元を調べると日本人ではなくベトナム人や中国人の経営者が多いようです。ちゃんと合法的に登記してやってるのか分かりませんが、不法就労者を雇う場合は非合法なところが多いように思います。

こういう店の客層として何となくフィリピンパブに通う日本人のように、ベトナム人にはまっている日本人からニーズがあるものと思い込んでいましたが、日本のベトナム人に話を聞いたところ客層はベトナム人のほうが多いんだとか。日本在住のベトナム人で身分はそれぞれみたいですが、ちょっと女性とお酒を飲んで羽目を外したいと思っても日本のクラブは言葉の面とかいろんな部分で敷居が高く感じるので、同郷の女とのほうが話が盛り上がって楽しいことです。まあベトナムにも日系のクラブが進出していて、客層は日本人がほとんどなわけですから納得できます。

日本人向けベトナム人パブは?

日本人の客層が多いベトナム人パブというのは日本であるのかよく分かりませんが、今のところニーズなども含めてフィリピンパブのようなのはほとんどないように思います。どちらかというと中国系パブにベトナム人ホステスも在籍しているという形態のほうが多いようですが、もう少し時代が進めばそういった店も出てくるかもしれませんね。ただ日本はアジアの中でも「稼げる国」ではなくなってきていますので、そもそもホステスとして働こうと思う層がたくさん出て来るかは疑問なところ。まあどちらにしても日本国内のベトナム人の数が増え続ける限り、この手の商売もアンダーグラウンドで発展していきそうな気はします。

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