一時帰国帰りのホームシック

日本からベトナムに戻る時は毎度センチメンタルな気分になるんですが、今回も例外ではなく同じような気持ちになりました。今回はそのときの話と今後の考え方について書きたいと思います。

帰りの道中での妻の言葉

ベトナムに戻る日、日本の空港までの車内から既に感傷的な気分は始まっています。車内では何となく口数が少なくなることもあれば、またしばらく会えない両親と少しでも話をしておこうかとたわいもない話題を振ろうと努めたり。。。ベトナムに定住してからいつぐらいからか、一時帰国のたびにこんな感じです。今回は約3年振りの帰国でいつもより長い滞在ではありましたが、それで満たされるというのはどうやらないようです。単身(独身)ではなく家庭持ちで、その家族と一緒に帰るというのに大の男がこんな気持ちになるのもどうかと思いますが、こればっかりはどうしようもありません。

さもなくしてベトナムに到着、タクシーで自宅へ向かいます。その道中に妻が

「今の気分はどう?私があなたの立場だったら多分泣いちゃってるんじゃないかな。」

さすがに泣きはしませんが妻も私と同じ感覚はあるようです。もし今日本に住んでいてベトナムに一時帰国してまた日本に戻るとなると泣いてしまうということですな。

これからの考え方

前回の帰国時はコロナが起きる前でこんな渡航制限があるなんて思いもしませんでした。なので普通なら帰れてた時期に帰ることが叶わず、じゃあ数か月後にその予定をずらせばいいかと楽観的に考えていましたが、言ってるうちに1年、2年と時を刻んでいきます。一体いつになったら帰ることができるんだという感じです。

そして現在は渡航制限がほぼ無くなった状態になりましたので、また帰ろうと思えばいつでも帰れる距離になりました。なので次の旧正月も「何か」がなければ自分で調整して帰ろうと思えば帰れるわけです。

「帰ろうと思えばいつでも帰れる」

こう思えるのは精神衛生上とても安心できます。これまでは「いつ帰れるか分からない」でしたからね。日本ロス感は帰国して始めの間だけというのもこれまでの経験上分かっていますので、そう考えることによりまた次の帰国まで頑張ることにします。

ベトナムが自分のホームタウンだと思える日はいつか来るんだろうか???

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