足が冷たくなければ靴下は履かない?

裸足文化って何なんでしょうね?と、いきなりよく分からない問いかけですが、今回はベトナムの裸足文化について娘の保育園を見て感じたことを書きたいと思います。

靴下と上履きがスタンダードだった私

(床に座る時は胡坐が普通のベトナム人。日本も体育座り廃止の局面を迎えている?)

娘が通う保育園では子どもや先生含め全員が裸足です。床そのものは一応掃除しているっぽいので歩いただけで足の裏が黒くなるということはありません。なので別に裸足でも問題はありません。ただ自分が幼少期に通った幼稚園では基本靴下を履いてましたし、そもそも園内でも上履きを履いてましたから違和感を感じたのでしょう。

ここはベトナム。気候の関係もありますが靴下着用率は日本人のそれより低い。窮屈な上履きなんか履かなくても裸足が自然で一番快適じゃないかという声が聞こえてきます。会社員でも素足で出勤してくるベトナム人なんてのは普通にいますからね。まあその国の習慣と言えばそこまでですが、私が娘を迎えに行ったときも先生が裸足で出迎えるというのは、新鮮というか日本ではあまり見ない光景かと思います。

裸足に対する意識

これは単に私の学生時代の感覚と実体験の話なので、世間一般の日本人がどうなのかは分かりません。もし共感、あるいは反対意見があれば教えてほしいと思います。

自分の小学生時代は普通の公立校でクラスメートは皆靴下を履いていましたが、裸足に上靴という男子が1人いました。彼は基本ガサツで清潔感は特になかったと記憶しています。今から思えば親がそういうのに無頓着だったということだったんだと思いますが、気の良い奴でしたので普通に一緒に遊んだりしてましたし、裸足が原因でバカにされたり嫌われたりみたいなことはありませんでした(彼と言えば裸足みたいな代名詞が今でも語られてはいます)。やっぱり日本ではそれぐらい裸足は少数派の存在だったと記憶しています。

あと高校生の時に近所に住む友達が私の家に貸していた本を返しにきたときの話。友人は私の玄関先で返してすぐ帰る予定でしたので裸足にサンダルでやって来たのですが、話の流れと母からの勧めもあり少し家に上がっていくことになりました。そのとき友人が遠慮がちに「いや~こんな裸足で上がることになってしまいスイマセン」と母に言ってましたが、裸足で家に上がることについて恐縮する思いがあったんでしょう。この感覚は私も分かりますし、何となく日本人にはそういう意識があるように思います?

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