ベトナム人男性とベトナム人女性の筋トレ事情

ベトナムで健康意識が高まるにつれてジムの利用者も増えています。ハノイには日本の高級フィットネスに負けず劣らずのジムから日本ではまず見ないようなレベルのドローカルジムまで様々あります。今回はそこで身体を鍛えるベトナム人について思うことを書きます。

ベトナム人男性の肉体意識

ベトナム人男性にとって筋肉とは速筋だ

ジムで鍛えているベトナム人男性を見ると、速筋の筋トレ中心にやっている男性が多いです。速筋と聞いてあまりピンと来ない方はゴリマッチョ筋肉と思ってください。ここで筋トレ解説をする気はありませんので細かい解説は省略しますが、自分にとって限界に近い重量を数回上げて鍛えるとデカい筋肉が育成されます。一方余裕のある重量を回数上げて鍛えると小さくて持久力のある筋肉が育成されます。これは上の速筋に対して遅筋と呼ばれ、所謂細マッチョ筋肉です。

で、話を戻しますがベトナム人男性でジム通いをしている人は速筋を中心に鍛えますのでマッチョ率が日本のジム通いをしている男性よりも高いように思います。私は重い重量を持ち上げられるようになりたいよりは、疲れない身体を作りたいので日ごろは遅筋の筋トレ中心。軽い重量をせっせと上げています。ひょっとしたら周りのベトナム人から「あいつこんな軽いのばっかやってるからひょろいんだよ」みたいに思われてるかもしれません(笑)

ベトナムで優男は受けが悪い?

ベトナム人男性は短髪が普通です。長い髪の男性は受けが悪く、ロン毛の男性は基本的にいません。また一般的に筋肉隆々の身体も受けがいいので所謂「ザ・おとこ」を目指してジムの男性は頑張っているのでしょう。因みに細マッチョ&ジャニーズ系のような優男タイプはベトナム人女性からも好き嫌いが分かれますのでご注意を。こちらでは中性的な男性は韓流ですので、中性的な男性でベトナム人女性にもてたいのであればそちらを目指してください。因みに女性受けという観点でいくと「シブいゴリマッチョ>優男の細マッチョ」かと思います。もちろんお腹ぽよんぽよんのブザイクは論外です。

ベトナム人女性の肉体意識

筋トレを恐れるベトナム人女性

「筋トレ=ゴリマッチョ」という認識は上のような男性の筋トレ意識から来ているのかもしれません。こちらの女性は筋トレをすると体が筋肉で太くなるからと食事制限だけでダイエットをしようとする人がたくさんいます。一緒に筋トレしろと私が言っても「体がごつくなるからイヤ」という女性が多いので困ります。実際女性で身体がごつくなるまで筋トレするとなると相当なレベルでこなさないといけないのですが、筋トレアレルギーを持っているベトナム人女性は多いです。

有名人の影響で徐々に筋トレが注目されてきたが

歌手やモデルなどスタイルがいい女性が専属のトレーナーを付けながらジムで筋トレをしている動画などがSNSを中心に広まるにつれて、徐々に筋トレに対する意識が変わってきています。筋力トレーニングはベトナム人女性の場合、特に30代以降の体形劣化を防止するのに有効と考えますが、専属のトレーナーをつけてのジム通いは結構な費用となります。なので誰でも通えるというものではありません。じゃあ自分でやれば?と思うのですが、どうも自宅で自分で筋トレを実践となると億劫なようです。まあベトナム人女性の中ではヨガがブームになってますので、筋トレではなくストレッチ方面で体形維持に努めるのも悪くはないでしょう。

ジムのインストラクターが増えた

こんな流れで街中のジムも増えていますので、必然的にインストラクターも増えます。最近はジムのインストラクターやジム関係の仕事をしているという人に会うことも、以前と比べて増えたように思います。また女性客受けを狙ってイケメンのインストラクターを集めているジムもあるようで、そういったトレーナーを目当てに筋トレに励む女子も少なくないようです。なんだかんだ言ってベトナム人女性はイケメン好きが多いというのも頷けます。

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