子どものマンション転落事故:日本もベトナムもよく聞く

日本のマンションのベランダから子どもが転落した事故のニュースを見る機会がありました。ベトナムでも似たような事件が多発しており注意喚起がされています。今回事故に遭った子が私の子どもと同じぐらいであること、また同じぐらいの高さのマンションで生活をしていることなどから色々感じることがあり記事にしました。

【事故】25階から転落 4歳児死亡 ベランダにはイスが… – YouTube

ベトナムで増える子どもの転落事故

都市部でマンションの建設ラッシュが増えるベトナムでは高層からの転落事故も増えています。上の事件と同じようにやっぱりベランダからの転落が多いのですが、子どもがベランダから転落した事件を見ると、やっぱり柵の上から下を覗き込んだり遠くを見るために椅子などの台を使い、誤って転落ということが多いようです。

なのでベトナムでも転落防止設備を設置したり、ベランダに子どもが乗るような台を置かないよう注意喚起をしたりしていますが、落ちたベランダの柵を見ると日本もベトナムも柵というよりは壁タイプのベランダが多いことが分かります。

(これ系は子どもの目線の高さを上げないと外が見えないので危険度が増す)
(このタイプは通常子ども自身が台の上に乗る必要性を感じない)
(ベトナムではこのタイプの転落防止ワイヤーがポピュラー。)

上のような転落防止設備はベランダだけでなく部屋の窓に取り付けている家庭も珍しくありません。正直窓からの眺めは悪くなるのでイマイチですが、子どもの命には代えられませんからね。

我が家も設置するか?

私の家はまだこのような転落防止設備は設置していません。ただよく暴れまわる娘と恐らく同じような感じになるであろう息子を考えると、どこかのタイミングで設置する必要はあるのかなぁと感じています。景観は損なわれますが、子どもが成長するまでの一時的なものと考えればまあ仕方がないかと。設備そのものは特別高いものではありませんし。まあ今設置したら逆に子どもがそれ自体に興味をもってベランダでいじくりまわしそうな気はしますが。。。

私は一軒家育ちなので、両親が高所からの転落などに神経を使うことはなかったと思いますし、私も何も考えていませんでしたが、マンションだからこそ起きる事故というのを頭に置きながら子育てを考えなければいけないと改めて思わされます。

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