ベトナムの季節イベントから考える経済の発展

ベトナムで大々的に取り扱われる伝統的なイベントと言えば旧正月のテトや中秋節になります。それ以外にも子どもの日とか女性の日など色々ありますが、近年は西欧起源のイベントもずいぶんベトナムで普及してきたように思います。今回はベトナム国内における西欧起源のイベントについて書いていきます。

西欧起源のイベントあれこれ

クリスマス

ベトナム語では「giáng sinh」と言われ、外国語起源の言い方では「クリスマス」と言わず「ノエル」と呼ばれます。日本人で「ノエル」と言われてクリスマスと分かる人は少ないんじゃないでしょうか?基本的には日本のクリスマスと同じ感覚で、ベトナム国内のカトリック教徒を除いては普通の楽しいイベントという位置づけです。今ではベトナムでも12月になると街中いたるところでクリスマスの装飾を見るようになりましたが、こういったクリスマスが世の中に認識されるようになったのは20年ぐらい前からと言います。またクリスマスだから何か特別なイベントが家庭単位であるかと言いますと、その家庭に依りけりで、子どもにとってクリスマスだからプレゼントを期待するというような風習はまだ浸透していないようです。

ハロウィーン

ここ5年ぐらいで急速に普及しているイベントのような気がします。日本でも私が子どもの頃はハロウィーンに関するイベントはなかったので、似たような感じかと思います。ベトナムでも若い人には大分認知されようになりましたが、田舎や年配の人にはまだピンと来ないような位置づけです。一応収穫祭ということになりますが、恐らくベトナム人でも本来の意味を知らない人のほうが多いと思います。

バレンタイン

こちらもベトナムでは歴史が浅いイベントです。クリスマスと似たような時期から徐々に普及して現在に至るといったところでしょうか。こちらでは男性から女性に物を送りますので、日本のそれとは逆です。そしてチョコレートの習慣もありません。寧ろ日本のバレンタイン習慣のほうが特殊な位置づけではと思われます。このバレンタインも若者前提のイベントのように思いますが、日本のように女性からチョコレートを貰えなかったらむなしい、みたいなものもありませんので、楽しみたい人だけ楽しんでくださいみたいな感じです。

イベント増加に感じる経済の発展

イベント事が多くなるとそれだけ出費も増えるわけですが、それだけ国民が楽しめるぐらい経済的な余裕ができたんだろうなと感じます。私がハノイに初めて来たときはショッピングモールも少なかったんですが、この5年で随分現代的なショッピングモールが増えました。またそういった現代的なところでは上で書いたような西欧起源のイベントも豊富で、それに合わせて多くの若者が押し寄せています。単純に視覚的な意味でも以前より華やかになっています。

どちらしても楽しいことはどれだけあってもいいかと思いますので、今後もこういった発展に期待したいものです。