あそこの日本人

あそこの日本人、というのは私のことです。私が住んでいるエリアは日本人が私しかいないようで、地域を管轄する公安から覚えられやすくなります。今回はそんな話。

コロナでそれを実感

コロナでロックダウンなど厳しい政策をしていた時代のとき、直近で海外に出入りの可能性がある外国人(日本人)ということでいきなり公安が家にやってきたことがありました。緑の制服でマンションにやってくると目立ちますし、他の住民もなんだ?なんだ?となります。私のパスポートを見て直近で国を出入りしていないことを確認し、今後出入国があればうんたらかんたらと簡単な注意をして去っていきました。その当時ベトナム国民もコロナについてかなりナイーブでしたので、いきなり我が家に公安が来たことで「もしかして・・・」と変な憶測をもたれたものです。こういう外国人に関する変な疑いも今では完全になくなったように思います。

他にも定期的に役所に行って書類申請をするわけですが、やっぱり「あー○○マンションの日本人ね」みたいな感じで覚えられています。しかしだからと言ってその恩恵などは特になく、あまり詳しくは書けませんが外国人(日本人)ならではの煩わしさのほう多いです。

外国人として悪さをしたらすぐばれる

こんな感じでパッと浮かばれる外国人なので、妻が「うちの地域で何か外国人が悪いことしてたみたいな話が出たら公安から事情聴取がすぐ来るんじゃない?」とのこと。誰かがデマで「そういえば日本語っぽい言葉を話していた」なんて言えば真っ先に容疑者の疑いをかけられると笑いながら言います。

見た目は黙っていれば明らかにベトナム人から見て外国人(白人や黒人など)という容姿ではありませんのでジロジロ見られるような感覚はありませんが、同じマンションで会ったことがない人でも、人づてに私が日本人あることを知っているという住民は結構います。犯罪行為はもってのほかとしても、いい意味で「さすが日本人」と思ってもらえるよう日頃から立ち居振る舞いには気を付けたいものです。

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