韓国人の暴力と日本人のエロ

ベトナム国内で人口の多い韓国人と日本人ですが、この二つの国の在住者が何かしらの事件を起こして警察沙汰になることはちょくちょくあります。今回はあるベトナム人に言われた発言について気になったことを紹介します。

韓国人と言えば暴力

ベトナム人は親韓ではあるものの、「韓国人は暴力が多い」という認識が広まっています。こういう認識になる理由として韓国人夫がベトナム人妻に行うDV行為があげられるでしょう。現在韓国人の国際結婚の相手としてベトナム人は一番多いそうですが、ベトナム人妻に対するDV事件が新聞に載ることがよくあります。ベトナム国内の韓越夫婦より韓国国内の韓越夫婦のほうが多いような気がしますが、それによる死亡事件などもありますのでベトナム人にとってはそのイメージがつきやすくなるのかと。

またベトナム国内に限っていうとタクシーの運転手からよく韓国人について悪いイメージを聞きます。暴力まではいかなくても沸点が低いのか、すぐに怒るとのこと。また怒る内容も相手側に非があるということでは必ずしもなく、自分の都合や勝手に勘違い(例:タクシーが通れない道なのにわざと遠回りしていると思い込む、など)してキレるケースが多いんだとか。まあ皆が皆そういうわけではないと思いますが、よく日本人と比較しながら「短気」だと言われています。

日本人と言えばエロ

ちょっと前に日本人が機内で隣に座っているベトナム人女性の身体を盗撮したということが記事になっていました。怒った女性が日本人男性に謝罪させている形でニュースになっています。他にも泥酔した若い日本人が一般のベトナム人女性に売春の話を持ち掛けて女性が激怒、そして公安が出てくるようなこともありました。同じ日本人の私から見ても恥ずかしく、また情けないと感じます。

それぞれの動画がSNSで拡散されていたので多くのベトナム人が知ることになったのですが、何となく内容的に「日本人っぽい」事件とのこと。やはり日本と言えばアジアを代表するポルノ国家ですし、一般の人の性癖もベトナム人のそれと比べればマニアックなところまで行きついている人もいることからそのイメージが定着しているようです。個人で楽しむポルノや性癖と上のような明らかに被害者のいる事件を同じにするのは違うと思いますが、やっぱり先行するイメージ通りの事件が起きると「やっぱりな」となりやすいものです。

と、2つの国の話を簡単に書きましたが、これについて語られるときの両国のイメージはどちらも男性なんですよね。むしろ女性については両国とも悪く言われている事を聞いたことがありません。女性からのため息が聞こえてきそうな話です。

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