ハノイの入管で頑張ってたオッサンを見て感じたこと

以前ビザ関係でハノイの出入国管理局へ行くことがあったんですが、そのときに印象的なオッサンがいましたので記事にします。どこの国の人かよく分かりませんが少なくともアジア系の人でした。

入管の塩対応にベトナム語で応戦

外国人のビザ申請の窓口は一つなのですが、ここの窓口でビザの発給についてベトナム語で戦っているオッサンがいました。どうも提出書類の不備の関係で受け付けられないという入管職員に対して、前回の職員にそんな案内はされていないというようなことを言っています。

入管にとってはそのとき案内した職員と今対応している職員が違う人なので「そんなもん知るか」ですし、元々ハノイの入管はそんなに丁寧な対応をしませんので、オッサンの主張を一蹴。しかしオッサンは続けて「それなら~月~日の~時に働いていたその職員を連れて来い」と更に応戦します。

後ろに並んでいる人もたくさんいますし、埒が明かないのでオッサンが引き下がることになったのですが、ベトナムの入管対応には私も何度もイラついたことがあるのでオッサンもあながちクレーマーではないことが予想できます。

オッサンのベトナム語

オッサンといってますが、年は多分40代後半から50代。国籍は不明。どのぐらいベトナムにいるのかも不明。でもベトナム語で応戦していたのは印象的です。と言いますのもこのオッサンのベトナム語の発音は悪いんですが、話している文法は完璧で、かなり簡単な単語を使って言いたいことをしっかり主張していました。大体中学2年ぐらいまでの英語の単語や文法を駆使しているような感じで、発音は悪くても入管の職員も注意して聞けば問題なく理解しています。

「ベトナム語は発音が~」という理由で挫折する人がほとんどですが、たとえ発音が悪くても文法や単語など座学でカバーできることをきっちりやれば、それなりに通用するというのを表しています。そこまで話せたら後は本腰入れて発音矯正みたいなことをやれば問題ないでしょう。何と言ってもそのレベルでも物怖じせず単独で入管の職員相手にベトナム語で向かっていく度胸も大したものだと思います。私だったら間違いなく英語に逃げます(そのオッサンは多分英語もできると思いたい)。

「発音はどうしてもできない、でも何とかしてベトナム語を話せるようになりたい!」という場合、まず目指すべきはこのオッサンなのかなぁと思いました。どうしても無理なら発音は捨てるぐらい割り切ってもいいかもしれませんね。

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