ベトナムのジムにおけるシニア世代と肥満

ジムに通っている身としてちょっと思ったのがシニア世代と肥満について。日本のそれとちょっと違う気がしましたので感じたことと考えたことを纏めてみました。

シニア世代は皆無

日本のジムには平日の日中に行くとシニア世代がたくさんいます。健康のために体を鍛えている人がいる一方でジム仲間同士の社交の感覚で通っている人、あるいは風呂に入る目的で来ているという人も結構いるそうです。

一方ベトナムというとシニア世代(60代以上)を見かけることはありません。というのもジムの一般的な普及がここ10年程度なので、ジムは若い人が通うところというイメージが強く、年配者は公園などで汗を流したりサイクリングに勤しんでいる人たちが夕方過ぎによく見られます。ジムに60代ぐらいのベトナム人が普通に見られるようになるのは、今のジム利用者がそのまま年を取ってからになるのではないでしょうか。

肥満の人が少ない

日本のジムと比べて男女共に太っている人が少ない気がします。これはどういうことかと思いましたので以下でその理由を考えてみました。

太っている人はジムに来ない

ジムに通わなくてもある程度のスタイルをキープしている人がジムの新規会員に多いです。既に太ってしまっていたら一念発起してジムに行こう、なんて思考回路になりにくいのでしょうか?初めてジムに入会するベトナム人を見ていても、痩せるためというよりは今よりもよりスタイルを良くするための志向で来ている人が多いように見えます。実際太ってから痩せるより体型をキープする方が全然楽ですので、これはこれで間違ってないかと思います。

ガチ勢が多い

若い世代が多いこともあり健康目的よりも見栄え目的で来ている人が多いです。なので男は筋肉隆々の身体を目指し、女はヒップアップに努めます。なのでフリーウエイトの利用者が必然的に多くなるわけですが、初心者は最初にパーソナルトレーナーをつけて始める人が多いような気がします。なのでジムに待機している専属のトレーナー数もたくさんいます。

因みに私はというと日本にいたときに軽くジム通いしていただけですので、専門的なトレーナーをつけてやったことはありません。たまにスタッフにアドバイスをもらうことはありますが、言葉の問題でどうしても細かいところまで理解するのは難しく、YouTubeとかの動画を見て補いながらせっせと勤しんでいる次第です。

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