ベトナムと言うとあんまりラブホテルのイメージがない、というか簡易宿泊所（nhà nghỉ）がそれを兼ねているという感じでしたが、最近は結構情事を楽しむことに特化したラブホテルが増えてきたように感じます。今回はそんなベトナムのラブホテルについて書きたいと思います。
何をもってラブホテルというか？
冒頭でも書いた簡易宿泊所がラブホテルを兼ねていると言いましたが、そもそもラブホテルと簡易宿泊所は何が違うかという話です。はい、自分で振っときながらはっきりしたことは分かりません。ただイメージとして言えるとすれば、ファミリーで泊っても違和感のない造りなのか、ファミリーで泊るには気まずい造りなのかを私の中では一つの基準としています。
（因みに日本のラブホテルとビジネスホテルの違いは飲食スペースが公共スペースに設置されているかどうかと聞いたことがありますが、調べてみると他にも色々細かいことがあるようです）
ラブホテルでも使われる日本のイメージ
ベトナムでは様々なところで日本のイメージが用いられますが、ラブホテルでも例外ではありません。例えば「ゲイシャ」といった名前の部屋をあったと思えば、「ギオン」という名前の部屋もあったりします。ベトナム人の中でそれがどういうイメージなのかという話になりますが、恐らくそれほど深くは考えていないのでしょう。多分ほとんどの人は「ゲイシャ」とか「ギオン」と聞いてもそれだけでは日本を連想はしないと思います。
ではここからは具体的にビジュアルを見ながら考えてみます。
比較的ゴージャスさを売りにしたタイプのホテル。またこういう鳥かごをあしらった部屋はよく見られます。若い人の中で流行ってるんですかね？あと奥に置いてある湾曲したソファーもいつからかベトナムでポピュラーになりました。「この椅子あるよ！」と看板を立てている簡易宿泊所も見たことがあります。
続けて和風。非日常を体感する場として和風は人気があるのか？
こちらはシンプルなモダンタイプ。一昔前まではこんなレベルのラブホテルもありませんでした。
他にもSMルームやら、ここに載せるのは憚られるような様々なタイプの部屋があり、ベトナムの今どきカップルはやることやっとるなーという感想。ベトナムと言うと「貞操観念がー」とか「婚前交渉がー」といった話がよく聞かれますが、それも今や昔。特に都会の今どきカップルは日本と同じように楽しんでいると思っていいでしょう。
とは言うもののベトナム人女性はワンナイトラブの類は基本NGですので、そこは誤解のないようにお気を付けください。遊び半分で調子に乗ると大やけどを負うことになるかもしれません。
