ベトナム語を独学でビジネスレベルまで学んだ管理人メモ【初級ノウハウ編】

こちらの記事では実際に管理人がベトナム語力ゼロの状態から学んだやり方や、考えについて書いていきます。ベトナム語に限らず語学全般に共通する部分もあるかと思いますので参考にしてください。当管理人のスペックについては以下で説明しています。

とにかく基本は座学

ベトナムに住んでいる人でベトナム語を学んだ(または学んでいる)人は学んだベトナム語を実際の場面で使いたいと思うでしょう。しかし初期の段階では話せる内容に限りがあり、発音や現地の人の態度から挫折を味わう可能性が高いです。ここで挫折せずに学習を続けていければいいんですが、ほとんどの人はこの時点で学習が終わります。正直最初の一年ぐらいはどこに住んでいようが、ただ黙々とベトナム語に関する知識の蓄えに徹するぐらいの気持ちのほうがいいと思っています。

基礎レベルの教材は日本で売られている市販の教材で十分

私の場合、最初は日本から基礎レベルのベトナム語の書籍を持ってきて、それをマスターすることに努めました。ここで言うマスターとは教材に書かれている文法と単語を全て頭に入れ、日本語訳を全てベトナム語に翻訳できる状態までもっていくことです。最初の一冊は半年ぐらいでこのレベルに到達したかと思います。

因みに使用したベトナム語の教材に関してはまた別の記事で書きますが、とりあえず本屋などで直接読んでみて、自分の好みで選んでいいかと思います。ベトナム語は今のところマイナー言語なので、書籍の数もそれほど多くなく、自分に合ったテキスト選ぶこともそれほど難しくはないでしょう。特に初級に関しては内容も似たり寄ったりなので、そこまで神経質になる必要はありません。

発音、聞き取りは同時並行で学習を

ベトナムでも日本でも「発音が難しいんだよね~」とか「聞き取りができないんだよ~」という日本人はたくさんいます。しかし具体的に「どの音の発音ができないのか?」「どの音の聞き取りができないのか?」と言われて明確に答えられる人はほとんどいません。多くの人は「自分が分からないところが分かっていない」状態なので、それではいつまでたってもベトナム語の発音ができない、聞き取りができないというのは自明です。

こういったことから初期の段階で発音ができない、聞き取りにくいところを徹底的に付属のCDなどを利用して判別していく必要があるわけです。ほとんどの教材は自己紹介の勉強から始まりますが、

Tôi tên là Suzuki. 私は鈴木です。

このフレーズのベトナム語の聞き取りができないという人はまずいないかと思います。こんな感じで各フレーズの聞き取りを進めていく中で、 自分がどこで躓くかを明確にするところから始めて下さい。初めから聞き取りができる音声については発音もできるはずです。

綴りが分からないと発音ができない

座学を疎かにしている人ほど発音ができないというのがベトナム語の特徴でしょうか。座学といってもここでは単語の綴りが頭に入っているか、というところに焦点を当てて書きます。ベトナム語の発音は綴りと発音が一致していますので、アルファベットと声調の発音をマスターしていれば初見の単語でも教わることなく完ぺきに発音することができます。一方英単語はどうでしょうか。

・make:「a」の発音は何通りかあるので、モデル音声を聞くか発音記号などを見ない限り判断が難しい。

・right:英語には「gh」のように綴り上表記されても発音されない音もある。

こんな感じで英語は綴りだけでは発音が判別しにくいものがたくさんありますし、アクセントについても同様のことが言えます。日本語でもひらがなの発音は同じでも、アクセント(イントネーション)がそれぞれ異なりますので、やはりモデル音声やアクセントの表記がなければ標準語の発音習得が難しくなります。

このようにベトナム語は初めにアルファベットと声調の発音をマスターすると、先々で発音に関する確認に時間を取られることが無くなります。逆に言うとこれをマスターしていると初めて聞く単語でも、綴りを確認することなく完ぺきな綴りを書くことができるようになるとも言えますが、これは非ネイティブだと結構なレベルです。

因みに私の周りでもベトナム語で「1~10」まで言える日本人はたくさんいますが、いざ綴りで書いてみろと言われると書ける人はほとんどいません。でもって書けない人はやはりどの単語も全般的に正確な発音ができていないということになります。

初期の段階での実践は気晴らし程度に考えておく

先ほども書きましたが初期レベルでは非ネイティブのベトナム人と会話しても全く太刀打ちできないと思います。下手に突っ込むとただ自信喪失する羽目になりますので注意が必要です。以下のようなシチュエーションに絞って使用するほうが無難かと思います。

①使うフレーズが限らているシチュエーション

タクシーや買い物、その他サービス業などでやり取りが限定されるようなケース。

②親しい間柄のベトナム人

自分のベトナム語力を事前に分かってくれている友人などとの会話。一般の人は外国人がベトナム語を話そうとしていると興味を持ってくれるかもしれませんが、状況によっては面倒臭がられる可能性もあります。また皆がみんな頑張って意思疎通を図ってくれるわけではないので、精神衛生上よくないケースもあります。

まとめ

とりあえず学習初期は座学に尽きます。正直実践は後からでも付いてきますので重要ではありません。座学を疎かにするといつまでも基礎が固まらず中途半端な理解が進んでいくので最終的な学習効率が悪くなります。